シャドウフェンリル

illustration by 重戦車工房

全身図(フル装備バイザーなし素体

参考資料

設定資料(前面背面

関連キャラクター

キャラクター設定

呼称シャドウフェンリル
正式名称FLMA-00X シャドウフェンリル ミア
通称影狼ミア、戦闘スーツミア、など
身長169cm
髪の色
目の色
一人称
武装剣装備二丁拳銃 フェンリルロア×2
高機能マニピュレータ フェンリルテイル×1
関係者戦闘員エリス(部下)
リカナシラルアメリア(同僚)
機狼血牙シエラ(ライバル)

メイド部隊を率いる組織の幹部であるメイド戦闘員ミアの新しい戦闘形態。

激しい交戦の末にシエラを捕獲することに成功しており、彼女および彼女専用の戦闘スーツである機狼血牙を解析して組織が造り上げたミア専用の戦闘スーツである。
以降、メイド部隊に所属するメイド戦闘員たちに配備される想定で、LMA(Lady Maid Arms:レディメイドアームズ)シリーズと名前が付けられており、ミアの戦闘スーツには試作機としての型番と、専用名である「シャドウフェンリル」が与えられている。

見た目はメイド戦闘員姿を想起させる黒を基調とした姿だが、「フェンリル」の名が示すようにシエラの機狼血牙と鏡合わせになるような特徴も持っており、彼女と同じく胸部の装置を起動させることで瞬時に全身に戦闘スーツと武装が展開される仕組みとなっている。

元々ミアにはグレートミアという、部下のリペリスタたちと合体して強力な機械兵となる装備が与えられていたが、リペリスタを4体連れて出動する必要があるため緊急性と隠密性に欠けること、また拠点制圧能力は高いものの機狼血牙シエラのように単体で強力な戦闘能力を持つ人間サイズの敵とは相性が悪いという点があり、シャドウフェンリルはそれらの問題点を解決した理想的な戦闘スーツとなっている。

シャドウフェンリルは、グレートミアをベースとして機狼血牙を解析して得られた技術を混ぜ込んで造られており、主武装はグレートミアの二本の銃を引き継いで小型化し、近接戦闘を行えるよう剣を装備させた二丁拳銃「フェンリルロア」と、元々のミアの武器であった鞭を戦闘スーツ用に改良した高機能マニピュレータ「フェンリルテイル」を携えている。
特にフェンリルテイルは手持ちの鞭としての用途のほか、背面に接続することで自由自在に運用できる尻尾のような器官として扱うこともでき、手持ちの二砲と合わせて近距離に遠距離と、柔軟な戦闘を可能としている。

また、機狼血牙と比べると腰部のメインブースターや脚部のサブブースターなど脚回りの出力が強化されており、これらを駆使した高速移動や姿勢制御によって、流れるような美しい戦闘を、メイドの可憐さを保ったまま行うことができる。特にミアは組織随一のメイドとして、完璧で美しい勝利を目指していることから、戦闘の一挙手一投足までこだわり抜いている。

元々の戦闘員からメイド戦闘員へと昇格した際に、肉体改造によって幹部クラスの戦闘能力を与えられていたが、シャドウフェンリルによって純粋に戦闘能力が強化されている形となっている。
その実力はリカナシラたちに並ぶほどで、メイドでありながら組織の最高戦力の一角を担うまでになっている。