聖騎士シエラ

illustration by 替え針のひつじ

参考資料

関連キャラクター

キャラクター設定

呼称シエラ
本名シエラ・ウィター・アイベル
通称聖騎士シエラ
年齢32歳
身長171cm
髪の色
目の色
一人称
関係者カロリーナ(母)、エリシア(妹)
ベアトリス(友人)

両親が吸血鬼に殺害されたことをきっかけに、技術を磨いて凄腕のヴァンパイアハンターとして名を馳せるようになったシエラと、彼女に同行する形で補助的な役割を担っていた妹のエリシア
両親の仇である吸血鬼との戦闘の最中にエリシアは聖女の力が覚醒し、難なくその吸血鬼を討伐。
以降も姉妹で怪異の討伐を継続していたが、エリシアは聖女としての役割を果たすためにシエラと別れて行動することになった。

姉シエラは吸血鬼狩りの勇者である師匠フェルナンドに迫る一流のヴァンパイアハンターとして、妹エリシアは母親カロリーナと同じ聖女として、それぞれ魔を払い人々を助けることで、いつしか彼女たちは聖術の名門ウィター家の遺児として、名実ともに人々の希望となってその名を各地に轟かせていた。

果たしてシエラの目的であった吸血鬼の殲滅は完了し、国からはその功績を称えられて騎士の称号が与えられることになった。
聖女として各地を飛び回っている妹とは対照的に、騎士となれば国を守る者として有事に備えて待機させられることになる。
かつてヴァンパイアハンターとして自由気ままに生きることが性に合っていると思っていた彼女だったが、「ウィター」の名を持つ騎士となることが母親の名誉にも繋がると考えた彼女は、既に自身が生きる目的も達成していることもあって騎士を拝命し、国に仕える道を選んだ。

とは言うものの彼女の救いの手を求める者は多く、彼女自身もその声を聞けば古今東西と、自らの状況を顧みず勇んで駆けつける高貴さも持ち合わせており、これを受けて騎士ではあるが実際には行動に裁量を持った遊撃騎士としての職務を与えられている。

母親譲りの聖術は時を経るごとに練度を増しており、聖騎士であることを示す光り輝く流麗な装備と、ヴァンパイアハンターとして培われてきた数々の技術も相まって、彼女の剣術は見る者を惹き付け、また彼女に守られる人々を安堵させる、神秘的で美しいものへと昇華されている。