ルアメリア

illustration by 夜半くぎり

キャラクター設定

呼称ルアメリア
本名ルアメリア
通称悪魔ルアメリア、ルアミィ、など
年齢11歳(見た目)
身長146cm
髪の色
目の色
一人称私/ルアミィ
関係者不明

組織の幹部であり、主に妖怪を含めた怪異たちを取りまとめる立場にいる人物の一人。
愛称は「ルアミィ」であり、一人称として用いることもある。

ルアメリアたちは「悪魔」と呼ばれ、強大な魔力を持ち、また事象を操るなど現実世界への干渉能力が高く、特に人間に対して深く影響を及ぼす存在である。
怪異の中でも高位の存在で、古くから悪魔は人間を唆して堕落させると言われており、個体によって脅威度は異なるものの、基本的に危険視されている。
ルアメリアも途方もない年月を生きて人間たちに少なからず干渉しており、その見た目や言動が幼い少女であるのとは裏腹に、人間への深い見識や交流の技巧、また同胞たちの扱い方に関しては目を見張るものがある。

彼女も悪魔であり、人間の欲望を好物として食すため、人間を堕落させる悪魔として人々の目に映ることもあるが、同時に人間の夢や希望といったポジティブな感情も好物であり、良質な食事のために対象とした人間に取り入って献身的に尽くすこともやぶさかではない。
※人間と表現されるが、感情や意志を持つ存在であれば人間以外でも彼女の捕食の対象となる

身体を覆う布のような衣服は彼女の身体の一部であり、伸縮自在で形状も変えることができる。
手から背中に掛けて延びる翼のような布は、実際に翼として使用して飛行することもできる。
特に全身に巻き付くように展開されている帯状の布は、触手のように自由自在に操ることができ、捕食対象を絡め取ることに用いられる。また、帯を介して直接的に対象から様々な感情やエネルギーを吸収する。
この帯は対象を侵食する能力も有しており、その能力の延長として相手に憑依することも可能である。憑依した相手の体を支配し、対象の内側から人間を堪能することも彼女の趣味のひとつである。

人間と妖怪が共生するように、人間と吸血鬼が条約を結ぶように、とは行かないものの、ある時期を境に悪魔も人間とはお互いに不干渉とする時代が長く続いていたが、時代が移り変わり、やがて発生した「怪異狩り」によってルアメリアも迫害されることとなる。
そこから救い出してくれた組織に対して恩義を感じており、それに報いるために限定的な協力関係ではあるが、組織の幹部を務め、同じく組織に所属している怪異たちを取りまとめている。