


キャラクター設定
呼称 | ヘルゼン |
本名 | ヘルゼングルク |
通称 | ヘルゼン |
年齢 | 24歳(見た目) |
身長 | 175cm |
髪の色 | 青緑 |
目の色 | 青緑 |
一人称 | 私 |
関係者 |
吸血鬼の真祖であり、始祖に次いで古くから存在している吸血鬼とされている。
しかし彼自身が表立って行動することが滅多にないため、その存在期間に対して彼を認知する者は少なく、吸血鬼たちの間でも噂が流れる程度である。
彼の下僕や人間の協力者たちを手足として動かすことで目的を達成しており、シエラたちの仇となる吸血鬼も彼の命に従って動いていた。
多くの年代を経ていることから、今では失われた術や封印された秘術などにも精通している。
また、吸血鬼としては珍しく(※)新しい術の開発も行っており、元々持っている吸血鬼の異能を含め、多彩な技能で相手を翻弄することを得意とする。
※吸血鬼は元々人間より優れた能力を持っているため、敢えて自身を鍛えることをしない。また、吸血鬼同士の関係もほぼ序列が決まっているようなものであり、それを努力でひっくり返すような吸血鬼は稀とされる。
傲慢な性格であり、自分以外を下等な存在とみなしている。
たとえ自分に利のあった相手であっても不要となれば平然と命を奪うこともあり、自らの研究のために平気で他者を実験台にしたり、悪逆非道な行いも眉ひとつ動かさず実行する。
「吸血鬼(正確にはヘルゼン)は人間を支配するためにこの世界に顕現した」という考え方を持っているため、吸血鬼の中でも人間の世界を尊重する穏健派のヴァルトラウトとは犬猿の仲であり、一方で吸血鬼の版図を広げようとする野心を持っていたカトライアとは協力関係にあったこともある。
ある人物に深く固執しており、それが彼の行動原理となって長い時をさまよっている。