参考資料
キャラクター設定
呼称 | ベアトリス |
本名 | ルフト・ニヒトアルディア |
通称 | 妖魔ベアトリス、妖魔ルフト、など |
年齢 | 22歳(見た目) |
身長 | 約210cm(体高) 約300cm(全長) |
髪の色 | 白 |
目の色 | 赤 |
一人称 | 私 |
関係者 | 妖魔エリス(女王) |
ベアトリスが、とある妖怪によって改造させられ、『妖魔』へと生まれ変わった姿。
下半身が馬と融合した外見に、右腕には彼女の得物を想起させるランスが一体化しており、左手は棘を弓矢のように射出できる機能を備えた巨大な盾となっている。
また、元々背中から生えていた吸血鬼の翼はそのままに、腰からも半透明な虫の羽を思わせる部位が形成されている。
そういった外見の全身は赤い甲殻で覆われており、まさに人馬一体となった妖魔の騎士と呼ぶに相応しい、妖魔随一の戦士へと仕上げられている。
尻尾を含めると全長3mを越えようかという巨躯と、全身を固める赤く分厚い甲殻を含めた全身の重量に反し、四足歩行により高まった脚力と、腰から生えた羽と元々の翼と合わせた四枚羽で器用に全身の姿勢を制御することで高い機動力と俊敏性を誇る。
額から伸びる一本の長い角は、他の妖魔を従え、指揮する役割を担う妖魔の指揮官の証であると同時に、角がアンテナのような役割を果たし、妖魔たちと密に連携を取り合うことができる。
吸血鬼としての彼女の特徴であった強力な魅了能力を持つ魔眼は、額にもう一対増えたことで純粋のその能力が強化されており、並の相手ではその魅了の力に抗えない。下手に抵抗しようものなら最大出力となった四つの魔眼によって精神ごと削り取られ廃人となってしまう。
靭やかな尻尾も、それを振るうことで補助的に妖魔を指揮する指揮棒の役割を果たしている。
また、背中の羽やこの尻尾が風を切って妖しい音色を奏でることで、相手の聴覚から精神を狂わせることもできる。
魔眼とこの音を駆使することで、相手の五感から侵食して操り、内側から精神的にも肉体的にも破壊することも自由自在に行える。
もちろん魔族特有の強靭な肉体と強固な外殻、吸血鬼の持つ再生能力によってほぼ無敵とも呼べる肉体を保持しており、遠近ともにバランスのよい装備とそれを相乗効果として高める機動力、そして妖魔を率いる指揮能力と魔眼・洗脳音を駆使する彼女は、誰もその蹂躙を止めることのできない、まさしく破壊神として戦場に君臨する。
彼女を妖魔へと改造した妖怪は世界の破壊と再生を目論んでおり、まずはこの世を欲望に忠実な世界へと堕とそうとしている。妖魔ベアトリスは自らに与えられた「世界の破壊」という使命を誇りに思っており、そのために妖魔を率い、自らの能力で大勢を狂わせ、そして湧き上がる妖魔特有の破壊衝動のままに世界を壊していく。