

キャラクター設定
呼称 | ライア |
本名 | カトライア |
通称 | 聖女ライア |
年齢 | 17歳(見た目) |
身長 | 157cm |
髪の色 | 青 |
目の色 | 青 |
一人称 | 私 |
関係者 |
吸血鬼カトライアが純白の修道服に身を包んだ姿。人間社会に溶け込むために無垢な人間を装う目的であることから、彼女の変装とも呼べる姿である。
いわゆる清廉潔白な乙女である「聖女」としての外面を意識しており、その言動もそれに準じたものを心掛けている。
彼女の強力な催眠能力の延長として認識阻害が働いており、吸血鬼らしからぬ彼女の容姿も相まって、ヴァンパイアハンターはおろか、同族である吸血鬼ですら彼女の正体が吸血鬼であると気づく者はほぼおらず、あくまで一人の若い人間の女性として認識されている。
領地の拡大に余念のない彼女であるが、一方で吸血鬼がその地を支配している、または吸血鬼が勢力を拡大しているという認識が広まることで自分が討伐されることを恐れており、支配者たる吸血鬼として表舞台に出てくることを控えている。そういった制約の中で、領地の見聞を兼ね、領地の支配を内側からも盤石にすることを目的とする「領主様のお忍びの姿」としてこの姿が機能している。
実際に街で起こったいざこざや問題を解決することがあるようで、そういった「良き領主」や「聖女」の役割を演じるのも満更ではなく、ときに民衆から「聖女様」と呼ばれ、支配者たる吸血鬼ではなく一人の人間として崇められることを快感に感じている。
なお、彼女が民を大切に思っていることは事実であるが、それは自らを崇める人間が減ることは許さないという考え方が根底にあるためであり、仮に自分を崇拝しない人間に出会えばたちまちに魅了して自らの制御下に置いてしまうだろう。
それは、吸血鬼としての過激で徹底的な支配であるかもしれないし、聖女としての神聖で温もりのある懐柔であるかもしれない。
いずれにしても、民衆の無事を祈る聖女として人々の目に映っていることは事実である。