
キャラクター設定
呼称 | ケイ |
本名 | 極竜ケイオシア |
通称 | ケイ |
年齢 | 28歳(見た目) |
身長 | 181cm |
髪の色 | 白 |
目の色 | 金 ※状況に応じて赤色にもなる |
一人称 | 私(エリスに対して謙る場合) ※状況に応じて「私」と「我」を使い分ける |
関係者 | 吸血鬼エリス(主) マリヴェーラ(妹) |
エリスたちが住む世界とは異なる世界『魔界』に住む極竜ケイオシアが人間の姿となった状態。
邪竜リゼアルク、およびその人間形態であるマリヴェーラの姉であり、こちらの世界にやってきたマリヴェーラを追って彼女もまたやってきた。
彼女がこちらの世界にやってきた理由は、マリヴェーラを魔界に連れ戻すことである。
魔界を統治する魔王が不在な上、魔界の猛者たちを牽制する役割を負っていた邪竜リゼアルクも不在となっては魔界は荒れ果てる一方であることを危惧している。
ただし、魔王エリスを追ってやってきたマリヴェーラの気持ちは強固なものであり、そう簡単に魔界に帰ろうとはしない素振りを見せていることを考慮し、マリヴェーラが満足するまでこの世界でエリスに仕えながら待つことになった。
※彼女たちは長寿であり、魔界もそれなりに長い期間放置しても問題ない状態であることも理由である。
人間としての姿は白い髪と純白の衣装、そして高身長が印象的な女性騎士で、常に目を閉じている。
これは目を開けた状態だと世界が“視え過ぎる”ということがあり、この世界を等身大の人間と同じように肌で感じて魂に刻み込むため(要するに己への試練である)、また、彼女の瞳は見るものを怯えさせ、あるいは他者を惑わしてしまう危険性があることから、目を閉じるようにしている。
本来の瞳の色は極竜ケイオシアと同じ金色だが、マリヴェーラと同じく赤色に制御することも可能である。
このように、魔界の王に仕える役割を負い、また自身も秩序を司っていることから大変丁寧で礼儀正しい振る舞いをしており、また己を律するために前述のような試練を自らに課すことも多い。
魔界に大半の力を置いてきてしまったマリヴェーラと違い、彼女が魔界からこの世界へやってきた経路を解析することで、極めて安定してこの世界に顕現できており、極竜の力もある程度まで(※)は自由に行使できる。
※ある程度まで、というのはマリヴェーラと同じく本来の竜の力をこの世界に持ち込むと破滅してしまうため。
平時は装備していないが、極竜ケイオシアを模した彼女専用の剣を所持しており、戦闘時にはその剣技で相手を圧倒するほか、剣を触媒として様々な能力を発動させることができる。
また、魔界での彼女の役割と同じく魔王に仕える形態として彼女自身が武器となることも可能で、主君であるエリスさえ望めば、彼女の武器となって彼女が装備することができる。
極竜ケイオシアは魔王に仕える役目を負っていることから、裏を返せば魔王無き現在は、自らが仕える主君を求めて彷徨っている状態である。ケイもマリヴェーラと同じく、エリスが魔王エリスと同一ではないことは分かっているものの、エリスのことを「王」と呼んで仕えることで自分を満足させているようであり、ある意味で捻れた、過剰な忠義を発現させている。
とはいえ秘めた才能や実際の戦闘能力は本物であり、妹であるマリヴェーラからは尊敬と畏怖をもって「姉サマ」と呼ばれる、厳格で品行方正な優等生として君臨している。