イラスト
参考資料
キャラクター設定
謎の組織に対抗するために吸血鬼エリスが開発した、自身が搭乗して戦うための専用機、巨大人型機動兵器であるコルディア。
戦闘中に機体外から敵の侵食を受け、コックピット内の彼女はそのまま機体に取り込まれるようにして融合する形となった。彼女を取り込んでしまった機体はそのまま全身を変形させ、エリスとコルディアが融合したかのような、両者を掛け合わせた外見の巨大兵器へと変貌、敵の尖兵たる巨大な機械人形へと成り果ててしまった。
その外見と性質から彼女のような機体は「融合機」と呼ばれ、本機体は「融合機コルデリス」とも呼称される。
それまでは操縦桿を握って機体の操作を行っていたのが、脳を含め全身が機体と直結することで、より高度で緻密な機体の制御が可能となっており、また人体のように機体の全身がセンサーとしての役割を持つことで反応速度も向上、これによって驚異的な機動性と戦闘能力を誇っている。
さらに機体の頭脳とも言えるパイロット本人は、最初の侵食によって組織の命令に忠実に従う機械として思考が改造されており、機械的に、そして極めて合理的に行動する個体となった。
強大な力を持つ吸血鬼であるエリスを取り込んだことにより、機体の性能が格段に強化されており、全身の装備もより強力なものへと変貌を遂げている。
さらに彼女と融合したことでコルディアには備わっていなかった、通常の機体では存在し得ない超常的な能力の数々も発動可能になっている。
それらの圧倒的な力を行使し、命令に従って広域的に破壊活動を繰り返す彼女は、人々に恐れられる厄災へと堕ちてしまった。