フェルナンド

illustration by 沙那珂

全身図

参考資料

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キャラクター設定

呼称フェルナンド
本名フェルナンド・セレスティン
通称フェルナンド、師匠、など
年齢46歳
身長181cm
髪の色
目の色
一人称
関係者シエラ(弟子)、アレクサンドラ(上長)
カロリーナ(友人)

ヴァンパイアハンターであるシエラの師匠。
若い頃からヴァンパイアハンターとして名を馳せていた人物で、シエラ・エリシア姉妹の両親とも元々交友があった。

14年前に吸血鬼の襲撃によってシエラたちが両親を失った事件の際にも現場に駆けつけており、シエラにとっては命の恩人であると同時に身を預けられる数少ない人物で、最も信用している人物でもある。
事件後、幼いシエラたちは施設に預けられることになったが、吸血鬼への復讐に燃える彼女は、まだ赤子だったエリシアに両親がいなくても、エリシアにとって誇れる家族でありたい、誇れる姉として付き添いたいという強い意志もあり、立派な大人になるべく、彼を師匠と仰ぎ、様々な技術を学んで現在に至る。

性格は豪快かつおおらかで、大雑把で細かいことは気にせず、よく笑う気前のいい男性である。
ただし、戦闘などの場面で自分と敵対する者に対しては冷静となり、目的のためならば一切の手を抜かず、非情に徹することができる。場数を踏んで経験も豊富であり、そういう意味でも戦闘のプロである。なにより、自分の所属する退魔協会からの任務を忠実に遂行する芯の硬さがあり、仲間をきちんと立てることのできる彼は同僚たちからの信頼も厚い。

戦闘スタイルもその性格と同じく、障壁があろうが幻術で惑わされようが、手に持った大剣でストレートに叩き潰すことを好む。
しかし、戦闘において搦手や魔法といった有効な手段があることも認識しており、目的のためならばそれらも手堅く使用する狡猾さや冷酷さも備えている。
シエラの師匠というだけあり、彼女と同じく得物の大剣ではなく懐に忍ばせた銀のナイフで止めを刺すことが多いことからも、その手堅さが伺い知れる。

吸血鬼には狩人として恐れられている存在であり、彼との直接の戦闘を避ける吸血鬼も多い。
吸血鬼は幻術のような小手先の技術を万能なものと思い込んで対応する者が多いため、それを上から殴りに来る彼の戦闘スタイルとは相性が悪いわけである。実際に彼に討伐された吸血鬼も数知れず存在する。

早い段階でシエラが吸血鬼となったという情報は掴んでおり、一方でそのシエラに対しては静観を決め込んでいたが……