各賞について

今回前回の悪堕ちコンテスト同様に事前に評価基準を公開し、項目に応じた重み付けを行って採点する評点形式を採用しており、まとめると以下のような条件になります。
なお、元々優秀賞は漫画部門・小説部門・イラスト部門からそれぞれ1点ずつ選出し、優秀賞全体で合計4点の選出としておりましたが、漫画部門とイラスト部門が作品の応募点数が規定に満たなかったため消滅し、小説部門以外の優秀賞が2枠拡大し、3点の選出となっております。

順番賞名選出の条件
1大賞・すべての形式
・評点で最高順位
2優秀賞(小説部門)・小説形式
・大賞を除いて評点で最高順位
3優秀賞・すべての形式
・大賞と優秀賞(小説部門)を除いて評点で最高順位を上から3点
※漫画部門とイラスト部門の優秀賞が消滅して本賞が2枠拡大しています
4堕研賞・すべての形式
・主催が素晴らしいと思う作品を主観で選ぶ
・他の賞との重複あり
各賞の条件まとめ

評点について

具体的な項目は公式サイトで事前に公開している通りで、それらを大まかに3枠でまとめた3項目と、そこから導き出された総合点の4つの項目で成り立っており、最終的な順位はこの「総合点」を用いています。

具体的な点数を公開することはありませんが、点数(の分母における比率)に応じてAからEまでの5段階評価をしています。

項目内容
定義(点)「悪堕ちらしさ」にどれだけ忠実かの指標です。
「定義」としていますが、今回の応募作品は全て悪堕ちの定義を満たしており、それを否定しないという観点で、この配点が総合点に与える影響は低いです。
魅力(点)「悪堕ちの魅力」をどれだけ引き上げられているかの指標です。
例えば堕ち前後のギャップや堕ちる様子がどれくらい魅力的に描けているかといった項目があります。
提示(点)世界観の構築やオリジナリティ、読みやすさ(見やすさ)といった作品としての指標です。
いかに魅力的な世界観を生み出せているか、それを読み手に伝わるような見せ方ができているか、といった項目が評価されます。
総合(点)定義点・魅力点・提示点を合計した点数です。
あくまで点数の和なので、A+B+C=Bのようにならないことがあります。
評点の内容

各項目間でも配点(重み付け)が異なります。

上記が作品の中身の評価で、これに加え作品形式によって補正点が加算されています。
視覚的に作品の内容が伝わる形式の作品、今回の応募作品の中では漫画形式・挿絵付き小説形式・イラスト形式の3つについては、それ自体が魅力(の表現)および提示(の方法)として評価できるとして、それぞれの作品形式に応じた補正点を加えています。

このため、公開される評点は補正後の値となっています。

レビューについて

上記の評点とは別に、レビュー文章を作品公開時に付け加えています。
今回のレビューは応募者の事前確認はなく、作品の公開と同時にそのまま公開されています。