「連鎖堕ち」とは悪堕ちした人物によって他の人物が堕とされることです。
連鎖堕ちの対象となるのは、まず味方に引き込むと有利な人物が多いですが、大概はそういう有能な人物は堕ちに耐性があるので、まず周囲の人間から本人に気付かれないように堕としていく「搦手」がよく使われます。
また、連鎖堕ちの対象となるのは、正義側であった時に自分が好きだった人物、恋愛対象である場合も多いです。
異性はもちろんのこと、同性も範囲内で、悪堕ちすることで自分の気持ち(欲望)に素直になるようになります。
悪堕ちしたことで悪の世界へ愛する人を道連れにする愛憎劇が繰り広げられます。
性善説に従えば、悪堕ちの本質は連鎖堕ちと言っても過言ではありません。
主人は、生まれた時から悪だったのかも知れませんが、必ず悪に堕ちた理由があるはずです。
その理由まで遡ることができれば、きっと悪堕ちの世界は深くなるでしょう。