「淫紋」がどのようなものであるかについてはこちらやこちらの記事を参照するのが詳しいかと思われる。
この淫紋のルーツについては、「下腹部に刻まれた入れ墨」という概念であればそれこそ太古の昔から存在しているものであり、「淫紋」との切り分けは不可能である。これに関して、海外では uterus tattoo という単語が存在する。
そうではなく、あくまで淫らな意図における紋章という観点では、「淫堕の姫騎士ジャンヌ（2005年）」に出てくる「強制受胎の刻印」が起源であると2020年に結論付けた。
また、「淫紋」という言葉を使い始めたのは、現時点ではさこ氏であることが有力であり、本人もそのようだという認識の発言をしている。これが事実であれば、恋姫無双のこのイラストが投稿された2009年4月13日が淫紋の起源となる。
なお、さこ氏の淫紋（この場合は女性キャラクターの下腹部にハートマークが出現するもの）自体は、本人は2007年頃から採用し出したと発言しており、実際に2008年6月から複数のイラストが散見される。
※pixivのタグはイラストの投稿後に任意に編集できるため過去の作品に「淫紋」タグが付いていてもそれが即ち起源ということにはならないことに注意